明けましておめでとうございます。
本校は1月4日(木曜日)から、学校施設開放を実施しております。
進路学習室では中学生が自主学習や教科に関する質問をしたり、図書室では小学生が保護者の方と一緒に本の貸し出しに来たりしています。
さて、図書室には「門松(かどまつ)」が掲示されています。
これは学校図書ボランテイアの方々が作ってくださったものです。
門松とは、お正月に家の門の前などに立てられる一対になった松や竹の正月飾りのことです。
古くは、木のこずえに神が宿ると考えられていたことから、門松は年神様を家に迎え入れるための依り代(よりしろ)という意味合いがあります。
神様が宿ると思われてきた常盤木(ときわぎ)の中でも、松は「祀る」(まつる)につながる樹木で、古来の中国でも生命力・不老長寿・繁栄の象徴とされてきたことなどもあり、日本でも松をおめでたい樹として、正月の門松に飾る習慣となり、根付いていきました。
ミラノでは実際に門松を見ることは難しいですが、本校の図書館に足を運んで、少しでも日本のお正月の雰囲気を感じてみてください。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。